ジョーンズラングラサール（JLL）は5月22日、福岡ロジスティクス＆インダストリアルマーケットサマリー2023年第1四半期）を発表した。
＜需給と空室率の推移＞
それによると、新規供給は1棟4万8000m2のみで、ストックは前四半期比4％増加の109万m2となった。今まで投資家やデベロッパーによる物流施設の開発がなかった古賀市でロジシティ古賀が竣工した。複数の開発案件が進んでいるが、順調にテナント誘致が進んでおり旺盛な潜在需要がうかがえる。
空室率は2.2％となり、前期比0.9ポイント上昇、前年比で2.2ポイント上昇している。新規供給の影響で空室率の上昇が続いている。
賃料は月額坪当たり3306円となり、前期比横ばい、前年比3.1％の上昇となった。新築物件の高い賃料水準が既存物件にも波及しながら上昇が続いている。
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