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KEYCREW/シードラウンドで総額1億円の資金調達を実施

2023年06月01日/SCM・経営

物流サービスを展開するKEYCREWは6月1日、シードラウンドにおいて総額1億円の資金調達を実施したと発表した。

<KEYCREW(ロゴマーク)>
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同社は2018年に創業。初となる資金調達の目的は、現在400社以上に利用されている発送代行サービス「STOCKCREW(ストッククルー)」サービスの強化並びに新事業の展開を加速させるための、物流拠点拡張や物流ロボットによる機械化、人材強化。

<発送代行サービス「STOCKCREW」概要>
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具体的には、新規物流拠点の開設によるキャパシティの拡大と、倉庫内のロボット機器を利用し生産性と品質の向上を目指す。また新規事業として、STOCKCREWを利用している顧客向けに物流機能以外のサービス提供を計画。STOCKCREWに預ける在庫を顧客間で販売できるチャネル(BtoBマーケットプレイス)の提供を予定している。

これらの事業計画を実施するため、同社では組織改編を行い、STOCKCREWサービスの新規営業強化や物流拠点の拡張に向けた取り組みに着手していたところ、同事業に共鳴したbasepartnersから出資の申し入れがあり、受け入れを決定した。

STOCKCREWはネットショップで販売している商品の入荷・保管・発送を行う物流機能を提供するサービス。個人事業主、企業問わず契約でき、初期費用・固定費が一切かからない完全従量課金制の料金体系が特徴で、幅広い物流機能を提供している。

同社は、サービスの強化と新規事業展開により、物流だけではなく商品販売の機能もサービスに付加し、STOCKCREWのサービスを利用中の顧客の利便性をより高めていくとしている。

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