三井住友ファイナンス＆リース（以下、SMFL）の戦略子会社、SMFLみらいパートナーズは5月31日、住友商事と大阪府高槻市で開発を進めてきた初の共同物流施設事業であるマルチ型物流施設「NEWNO・SOSiLA高槻」が、2023年5月31日に竣工したと発表した。
＜外観写真 NEWNO・SOSiLA高槻＞
同物流施設は、新名神・名神高速道路「高槻IC」から約4.8km、名神高速道路「茨木IC」から約6.8kmと広域配送に適し、最寄駅からバス通勤も可能で従業員確保においても優れた立地に位置している。地上4階建て（倉庫3階）、延床面積約2万9000m2のマルチ型物流施設。高効率な設備機器や節水器具、リサイクル材を採用し、環境へ配慮した建物として、2023年4月にCASBEEのAランクを取得している。また、三井倉庫と1棟貸しで賃貸借契約を締結済み。
SMFLみらいパートナーズが展開する不動産ブランド「NEWNO」は、「Make a New Normal（未来のあたりまえをつくる）」をコンセプトに2021年7月に事業を立ち上げ、これまでに4棟の物件を展開している。同物流施設は、住友商事が展開する「SOSiLA」との共同事業として「NEWNO」としては初となる物流施設アセットの取り組み。今般の住友商事との物流施設分野における第一号の共同事業を契機に、今後も両社のシナジーを生み出す協業を推進していくとしている。
■概要
所在地：大阪府高槻市南庄所町
アクセス：新名神・名神高速道路「高槻IC」（4.8km、車で約15分）、名神高速道路「茨木IC」（6.8km、車で約25分）
延床面積：約2万9000m2（約8800坪）
構造／階数：鉄骨造／4階建
竣工：2023年5月31日
