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日本GLP/ALFALINK流山7竣工、11.9万m2を一棟貸し

2023年06月16日/物流施設

日本GLPは6月16日、千葉県流山市で延床面積11万8599m2の物流施設「GLP ALFALINK 流山7」の竣工式を同日に実施したと発表した。

<GLP ALFALINK 流山7>
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「GLP ALFALINK 流山7」は、8棟の物流施設で構成する「GLP ALFALINK 流山」の一部で、都心から25km圏内に位置し、常磐自動車道「流山IC」に近接、また国道16号線にもアクセスが容易で、関東の広域配送拠点に適した立地にある。

「GLP ALFALINK 流山7」は、同社のリピートカスタマーが専用施設として一棟全体を利用する予定。新たな価値創造を目指す「ALFALINK」のコンセプト(「Open Hub」「Integrated Chain」「Shared Solution」)と地域コミュニティとの取り組みへの共感や、都心に近い立地優位性、広大な敷地を活用し効率的なオペレーションを実現する日本GLPの提案力と柔軟な対応力、雇用確保に恵まれた環境などが評価され、同施設への入居が決まった。

同リピートカスタマーは、「GLP ALFALINK 流山7」を世界最先端の設備やシステム、革新的なテクノロジーを融合させた、関東圏の主要物流拠点の1つとして運用を計画している。

<エントランスアプローチ>
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「GLP ALFALINK 流山7」では、1階に整備した両面バースによって入出荷がスムーズに行えるほか、天井高を標準よりも高くすることで、自動化・省人化をはじめ最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様とした。

また、全館に空調設備や大型シーリングファンを導入し、庫内の快適な就労環境を整備。温かい食事を提供する厨房や、カフェテリア、コミュニケーションスペースなど交流が生まれるエリアも設け、従業員の健康と生産性向上に寄与。同施設の従業員は、「GLP ALFALINK 流山」の別棟の共用スペースに設けられたさまざまななアメニティ・施設・サービスも利用できる。

同施設には車通勤者が多く見込まれることから、平面駐車場44台、自走式立体駐車場439台、計483台分の駐車場を整備し、周辺エリアからの通勤アクセスの利便性を確保。

BCP面では、免震構造に加えて受変電設備の冠水対策により、地震や洪水からの被害を軽減。環境への取り組みとしては、入居企業様が太陽光発電設備を屋上に設置予定で、LEED GOLD、ZEB、BELS認証の取得を予定している。

<GLP ALFALINK 流山7>
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■「GLP ALFALINK 流山7」概要
所在地:千葉県流山市中野久木
敷地面積:5万4259.13m2
延床面積:11万8598.94m2
構造:地上4階建て、免震・PC造
着工:2021年10月
竣工:2023年5月
認証取得予定:LEED GOLD認証、ZEB認証、BELS認証(5STAR)

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