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三菱倉庫/CVCファンドの運用子会社設立

2023年06月20日/SCM・経営

三菱倉庫は6月20日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドの運用子会社であるMLC ベンチャーズを2023年4月に設立し、同日MLC イノベーション1号投資事業有限責任組合を設立したと発表した。

同社では、ESG経営/SDGs対応に向けた取組みの重要テーマの1つとして「パートナーシップ」を掲げており、ベンチャー企業・異業種企業との協業を進め、これまでベンチャーキャピタルファンドへの出資やスタートアップ企業への直接出資を行ってきた。

この取組みをさらに進展させ、「新規サービスの開発」、「スタートアップ企業の支援」、「社会インフラとしての物流サービスのさらなる充実」の各観点から社会に貢献すべく、運用子会社とファンドを設立した。このCVCファンドは、MLC ベンチャーズが運営主体となり、外部パートナーとして結キャピタル・パートナーズが共同運営する。

なお、CVCファンドはファンド総額が同社の資本金の額の10分の1以上となった段階で、同社の特定子会社に該当することとなる。

■運用子会社の概要
名称:MLC ベンチャーズ
事業内容:CVCファンドの運営
資本金:1000万円
出資比率:三菱倉庫 100%
設立年月:2023年4月24日

■CVC ファンドの概要
名称:MLC イノベーション1号投資事業有限責任組合
設立根拠等:投資事業有限責任組合契約に関する法律
組成目的:スタートアップ企業などを対象とした投資
組成日:2023年6月20日
ファンド総額:50億円
運用期間:10年(延長あり)
運用会社:MLC ベンチャーズ、結キャピタル・パートナーズ
出資関係:三菱倉庫(99.8%)、MLC ベンチャーズ(0.1%)、結キャピタル・パートナーズ(0.1%)

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