商船三井は6月23日、上智大学大学院地球環境学研究科において地球環境学専攻内「Business Strategies for Sustainability」（担当教員：鈴木政史教授）を学ぶ学生に対して6月19日ゲスト講座を実施したと発表した。
＜ゲスト講座の様子＞
この研究科は「地球環境問題の解決にむけ、社会科学と自然科学の知識を総合し、理論と実践を結び付ける」ことを標ぼうしており、特に地球環境学専攻においては「SDGs の実現に向けて地球環境問題に取り組むグローバルな人材を育成」する方針のもと、今回の同社ゲスト講座へは留学生を中心とした約25名の大学生・大学院生が出席した。
講座では、同社社員が環境課題への対策をまとめた「商船三井グループ環境ビジョン 2.2」に続いて「モーリシャス共和国における当社取り組み」を紹介し、同社現地法人 MOL（Mauritius）Ltd.駐在員による現地の声も交えながら受講生と質疑応答を行った。受講者からは「当社の環境問題への取り組みから学ぶことが多かった」「ウインドチャレンジャーの仕組みが興味深かった」「モーリシャスで多様な取り組みを行っていることが理解できた」といったコメントが寄せられた。
同社は今後も、より多くの未来を担う世代に向けて海運業の仕事や環境課題や地域社会に向けた同社取り組みを伝える活動を続けていく、としている。
