トナミ運輸と東京都市大学、フラットフィールド、北酸、早稲田大学アカデミックソリューションは6月27日、2021年8月より共同で実施している「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクト」において、富山県内で貨物輸送に向けた実証走行試験を同日から開始したと発表した。
導入車両は、ベース車両が日野レンジャー、車両総重量が7990kg、想定航続距離が300km(実証走行試験にて検証)、水素搭載量が 40kg(70MPa)となっている。
実証走行試験は、実証走行事業者がトナミ運輸富山支店、実証走行エリアが富山市・射水市を中心とした富山県内で走行。水素充填場所は、「水素ステーションとやま(富山市上冨居1丁目3番69号)」と「とやま南水素ステーション(富山市栗山637)に設置。
今後、車両の事業用登録を完了(緑ナンバー取得)していることから、準備が整い次第、貨物輸送を開始する。