米国のプロロジスは6月28日、同社とブラックストーン社の間で、ブラックストーン社がオポチュニティ不動産ファンドで保有していた、およそ 130万m2の物流施設を、31億米ドル(約4340億円)で取得することで正式契約した、と発表した。
今回の取得価格の利回りは初年度約4%、現在の市場賃料で調整後は5.75%の利回りとなる。
プロロジスとブラックストーン社は、過去11年の間、10を超える取引を完了している。両社のリーダーシップチームはお互いの関係性を尊重しており、今回両社のマーケット等の戦略に基づき、この取引の実行に至ったもの。
なお、プロロジスは現在19か国で約1億1000万m2の物流施設を所有している。今回の物件取得により、アトランタ、バルティモア / ワシントン DC、カリフォルニア(南カリフォルニア、セントラル・バレー、サンフランシスコのベイエリア)、ダラス、ラスベガス、ニューヨーク / ニュージャージ-、フェニックス、南フロリダを含む、米国内の主要マーケットでのプロロジスの存在感をより高めることとなる。
プロロジスは、今回取得するすべての物件を長期保有する計画。加えて、既存の50社のカスタマーとの関係性をより高め、同時に、77社の新たなカスタマーを迎えることになる。
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