ロジスティードは6月28日、グループ会社のロジスティードソリューションズと共同開発した「EcoLogiPortal(サプライチェーン輸送領域における CO2 排出量可視化サービス)」が、日本物流団体連合会主催の第 24回物流環境大賞において、「特別賞」を受賞したと発表した。
これまで、CO2排出量算出に必要な出荷明細や運行情報などのデータは、それぞれ異なるシステムから収集し集計していたため、膨大な作業が必要だった。「EcoLogiPortal」は、ロジスティードのIT基盤にシステムを連携させることで、必要なデータを自動収集し、CO2排出量を集計する。
集計したデータからは、地域別、輸送モード別、商品カテゴリ別等のさまざまな粒度でCO2排出量の可視化が可能。これらのデータから、顧客の輸送領域でのCO2排出量の全体像を把握し、CO2排出量削減に向けた具体的なアクションの検討、実行をサポートしている。
山九/化学製品モーダルシフトなど2案件で物流環境大賞「特別賞」