NEXT DELIVERYとKDDIスマートドローンは7月6日、NEXT DELIVERYが開発を進めている「SkyHub TMS」にKDDIスマートドローンの運航管理システムを連携すると発表した。
<「SkyHub TMS」上でトラックとドローンのマルチモーダル機能が動作している画面イメージ>
SkyHub TMSは、種類の異なる様々な荷物の管理を一元化し、利用可能かつ最適な配送リソースに荷物を割り当て、荷物の動きの可視化・データ化を実現することで、地域物流を効率化する新スマート物流システム。
今回、あらたにマルチモーダル機能などを搭載し、ドローン配送時は、KDDIスマートドローンの運航管理システムと連携することにより、SkyHub ︎TMSにてドローンの運航計画の自動策定や運航状況のリアルタイム確認などが行えるようになった。
アップグレードしたSkyHub TMSは新スマート物流SkyHubを社会実装している山梨県小菅村、北海道上士幌町、福井県敦賀市、茨城県境町、千葉県勝浦市で順次投入していく。またトライアルパートナーである地域運送会社ともSkyHub ︎TMSを通じてマルチロジック機能、マルチモーダル機能の実証実験を実施予定。
ドローン運航システムを連携させたSkyHub TMSの活用により、「ドローン活用や公共交通の貨客混載などのマルチモーダル最適化」、「地域物流全体の配送最適化」、そして「持続可能な地域配送体制の構築」が可能になり、全国各地に展開している新スマート物流SkyHubの社会実装をますます加速していくとしている。
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