パルシステム東京は7月14 日、宅配物流拠点の昭島センター(昭島市)でグループ初の本格導入となるEVトラックの出発式を同月13日に開催したと発表した。同社はグループが掲げる2030年度の温室効果ガス排出量削減目標達成に向け、宅配事業の根幹を担うトラック燃料の切り替えに挑む。
<昭島センターに導入された日野デュトロZEV>
<出発式の様子>
出発式には、日野自動車とパルシステムの配送業務を委託するパルラインも参加した。
新たに導入するEVトラックは、「日野デュトロZEV」1台。同社グループではCO2削減の達成に向け、営業用軽自動車などでEV車両の導入を進めている。配送トラックについては、パルシステム神奈川でデータ収集を目的として実験的に運用していたが、本格導入はグループ初となる。
パルシステムグループは「これからも、地球環境を大切にする社会づくりに向けあらゆる事業革新に挑戦していく」としている。
パルシステム/東京・昭島の配送拠点で電力由来CO2を100%削減