日本郵船は7月18日、国内外の船主と船舶管理会社を対象にしたNYKフリート安全推進会議を開催し、同社の安全に対する取り組みや過去の事故事例のほか、環境規制・制度に対する取り組みも共有し、安全・最適運航の徹底を再確認したと発表した。
フリート安全推進会議は7月1日から2か月間開催している安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環で、同社が毎年実施しているもの。1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号の油流出事故を教訓に、すべての役員・社員およびパートナーと安全運航の意識醸成と向上を図っている。今年は4年振りに、本店会場及び今治市での対面会議を行い、これにオンラインのハイブリッド方式を組み合わせ計3日間開催し、国内外から延べ167社470名以上が参加した。
同社グループは、ESG経営の基盤である安全運航を強化する機会を重ね、パートナーである船主、船舶管理会社など同社グループに関わる海陸関係者が一体となり、さらなる安全・最適運航を徹底していくとしている。
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