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HAI ROBOTICS/既存ロボットと協調、1000kg搬送AGV発売

2023年07月31日/IT・機器

HAI ROBOTICS JAPAN(HRJ)は7月31日、既存の物流ロボットACR(Autonomous Case-handling Robot、自動ケースハンドリングロボット)と協調してワークを運搬できるAGV型ロボット「HAIFLEX」を8月1日から日本国内で発売すると発表した。

<AGV型ロボット「HAIFLEX」>
20230731hairobo1 520x293 - HAI ROBOTICS/既存ロボットと協調、1000kg搬送AGV発売

「HAIFLEX」はAGV型のロボットで、最大1000kgのワークの搬送が可能。これにより1ケースごとにピッキングするACRに加え、パレットやロールコンテナ等の大型SKUの保管が両立して管理できるようになる。

同製品は物流ロボットの開発・販売・導入をグローバルで展開するハイロボティクスが、世界中の顧客から物流ニーズを集め、開発。LiDARセンサーによる障害物回避、バッテリーマネージメント機能が搭載されている。

具体的には、DMコードナビゲーションと慣性ナビゲーション、オプションのSLAMナビゲーションにより、障害物回避、自律的な充電などの機能を備える。ACRと連携し、複数のディメンションのSKUに適応。エレベータ制御、ドア制御、携帯情報端末(PDA)などの機器に接続、パレット、ラック、ロールコンテナ、プットカートなどの複数の運送業者に適応する高い互換性を有している。

同社の新井社長は「『HAIFLEX』はACRが不得意としていたワークの搬送を行うことができ、かつACRと協調することができる。同じ保管エリアで保管できるワークの幅が広がることにより、物流環境はより柔軟かつ効率的になると考えられる。機械化や自動化は部分最適ではなく全体最適が必要。適応ワークの幅を広げ、私たちは物流全体の最適化を目指している。「HAIFLEX」はその第一歩として日本で展開していく」とコメントしている。

<「HAIFLEX」前面>
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<「HAIFLEX」背面>
20230731hairobo3 - HAI ROBOTICS/既存ロボットと協調、1000kg搬送AGV発売

■製品概要
K600A-E2(仮称)  積載量:600kg
K1000A-E2(仮称)  積載量:1000kg

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