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ジオテクノロジーズ/安全運転促進アプリ開発、鈴木福さんがPR

2023年08月03日/IT・機器

デジタル地図会社のジオテクノロジーズは8月3日、交通事故減少を目的に、AIを活用した安全運転促進アプリ「ジオドライブ」を開発、同日都内でメディア向けの提供開始発表会を行った。

<杉原社長(左)と鈴木さん>
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同アプリはドライバーが安全運転をすることでマイルが貯まり、ギフトと交換できるというもの。自社で整備しているデジタル地図を活用し、スマホにアプリをダウンロードするだけでAIが安全運転診断を行うという手軽さが特徴だ。同日、企業向けβ版をリリースし、マイカー通勤や営業車が対象となる。マイルと交換するギフトは企業や自治体が自由に設定でき、事故が減少すれば、社員もギフトなど報酬を得ることができ、モチベーションの向上に貢献する。

<「ジオドライブ」使用イメージ>
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安全運転の判定基準は、道路ごとの速度遵守や速度超過など。また、一時停止規制箇所に対する一時停止の有無なども追加される。ドライバーがアプリを起動し、運転を開始すると自動的に診断を行う。利用料金は、1000ユーザーの場合、1ユーザーあたりのコストは年間9900円、1か月あたり825円となる。

<提供開始発表会の様子>
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発表会では、杉原博茂社長と同社のCMキャラクターを務める俳優の鈴木福さんが登壇。杉原社長は「社会のさまざまな課題に、テクノロジーズの力で”転ばぬ先の杖”になりたい。AI分析とリアルなデジタルツインの地図データがあることが当社の強み。手軽に使ってもらえるアプリ『ジオドライブ』で、交通事故ゼロを目指したい」と挨拶した。

続いて、同社の広報課長に任命された鈴木福さんが同アプリついてプレゼンテーションを行い、「僕も大学生になり、運転免許取得を考えています。一般向けのアプリがリリースされたら、ぜひ使ってみたい。『ジオドライブ』により、よい方向に社会が進むことを願っています。広報課長としてもがんばりたい」と笑顔で語った。

<「広報課長としてがんばりたい」と鈴木福さん>
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同アプリは今後、2023年12月に法人向け正式版をリリースする。さらに来春には一般ユーザー向けに正式版をリリースする予定。また、今後安全運転をより推進するため、急ハンドル・急加速・急減速の判定追加などバージョンアップを図るとしている。

同社によると、2022年の道路交通事故の発生件数は30万839件。2000年から減少傾向ではあるものの、下げ止まりの状態が続いている。また、同年の車両等の道路交通違反取り締まり件数は505万3271件で、そのうち2トップが一時停止(146万6131件)と、最高速度違反(93万2260件)となっている。

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