澁澤倉庫が8月7日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高183億8100万円（前年同期比1.4％減）、営業利益9億5200万円（11.0％減）、経常利益13億700万円（15.2％減）、親会社に帰属する四半期純利益8億5500万円（20.7％減）となった。
物流事業においては、競争力のある物流サービスの提供や業域の拡大に向けて、国内外における新規営業活動を積極的に推進し、収益力を強化したほか、業務の効率化や採算性の向上に一層努めてきた。不動産事業においては、既存施設の計画的な保守および改良工事を実施するとともに、適正料金の収受により、安定的な収益基盤の維持強化に努めた。
セグメントごとの業績は、物流事業が売上高169億5900万円（1.1％減）、営業利益7億2100万円（9.4％減）。不動産事業が売上高15億900万円（4.2％減）、営業利益7億5600万円（1.2％減）となっている。
通期は、売上高790億円（0.6％増）、営業利益47億円（4.0％減）、経常利益53億円（9.4％減）、親会社に帰属する当期純利益36億円（4.2％減）を見込んでいる。
