キリングループロジスティクスは8月16日、グローバルな視点や最新技術の動向把握を通じた人財育成の取り組みの一貫として6月4日～6月11日にかけて、社長を含む役員と20代・30代前半の若手社員を中心としたメンバーで中国視察を実施したと発表した。
＜訪問先での集合写真＞
＜在上海日本国総領事館での赤松総領事大使の講話の様子＞
＜視察発表会の様子＞
前半は、在上海日本国総領事館にて赤松総領事大使から、「日中のこれまでとこれから」というテーマでこれまでの日中関係や今後の中国との関係の在り方、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略など貴重な講話。また三菱商事（上海）では、中国の政治経済動向や中国の消費者動向を踏まえたビジネスの展開事例などの共有、麒麟中国では中国のビール市場などの説明を受け、基本情報を学んだ。
その後、三菱商事物流（上海）と関係がある、自動ラック・自動運搬ロボット・無人フォークリフト・パレタイズロボット・自動仕分けソーターなど最先端の機器・ロボットを供給しているメーカーやその機器を導入している物流センターなどを見学し、将来の自社への適用を模索しながら情報収集を行った。
また、麒麟中国の物流センターや麒麟珠海のビール工場では現地の現状把握を行うとともにキリングループロジスティクスとして中国でのグループ貢献・支援領域の拡大の観点で意見交換を行った。
移動中の渋滞時に、EV車が道路を埋めつくす様子やスーパーマーケットからの宅配サービスは日本よりスピーディーで定着している様子など活気ある中国を肌で感じ帰国した。
帰国後7月31日には全社をオンラインでつなぎ、若手訪問者による視察発表会を実施した。発表会では中国市場からの気づき、最新技術の自社への適用の考察、改めて感じた自社の強みなど各々感じた視点でプレゼンし、熱心に聴講した従業員に対しても物流現場における自動化や海外でのビジネス展開の可能性などに興味・関心を高めることができた。同社は、未来のキリングループロジスティクスを支える従業員に今後もこのような機会を創出していくとしている。
■視察概要
日時：2022年6月4日～6月11日
訪問都市：上海・深圳・珠海
主な訪問先： 在上海日本国総領事館 ／三菱商事（上海）
三菱商事物流(上海）（宝山物流倉庫）／KERRY EAS LOGISTICS LIMITED／HC ROBOTICS／Drabot／BY HEALTH／麒麟（中国）／麒麟 酒（珠海）など
