多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」は8月24日、「単発、短時間、短期間で働くスポットワーカーの市場」について6月最新データを発表した。
それによると、スポットワークの求人倍率は1.62倍。2か月連続で前年同月を上回った。また新規ワーク数は、前年同月比+29.0%となった。
主要職種では、コンビニスタッフが4万3959件と最も多く、伸び率では運送・ドライバー系が前年同月比+75.5%と最も伸長している。
2023年6月度のスポットワーク平均時給(首都圏・関西圏・東海圏の3大都市圏)は1157円。前月比-14円、前年同月比+12円となった。通常のアルバイト平均時給1158円(※リクルート発表「アルバイト・パート募集時平均時給調査」)との比較では1円安く、8か月ぶりにスポット時給がアルバイト時給を下回った。
主要3職種で比較すると、コンビニと倉庫内・軽作業はアルバイト時給を上回っているが、運送・ドライバー系のみ通常のアルバイト平均時給がスポット時給を上回った。
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