椿本チエインは9月28日、3次元マテハンシステム「T-AstroX (アストロクス) 」を、10月1日より発売すると発表した。
「T-AstroX」は、搬送台車が単独で床と棚間を自在に走行するマテハンシステム。入庫から保管、出庫、ピッキングまで幅広い工程を担うことが可能なのが特徴だ。
搬送台車が商品を作業者の手元まで運んでくる「Goods to Person」方式を採用し、作業者の負担軽減や作業ミス低減による省人化を実現。また、オリコンや段ボールなど様々な荷姿を選ばない保管形態が可能となっている。さらに、天井空間を有効活用すると同時に、搬送台車と保管エリア、走行エリア、ピッキングエリアをモジュール化することにより、顧客の事業拡大や物量変化に応じて増設・拡張が可能。365日24時間体制のコールセンターなどメンテナンス体制も充実している。
<参考レイアウト図(ワークステーション3間口と保管棚、台車)>
主な用途は、物流センターや製造工場の保管、搬送、ピッキング装置。2024年度4システム、2027年度6システムの販売を計画している。
椿本チエイン/KDDIの合弁会社と物流倉庫業務効率化サービス提供