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日本郵船/GHG排出ゼロ目指す 「東京GXウィーク」で世界に発信

2023年10月02日/3PL・物流企業

日本郵船は10月2日、エネルギー・環境関連の国際会議を集中開催する経済産業省のイベント「東京GXウィーク」の「第3回燃料アンモニア国際会議」に海運会社として、唯一参加したと発表した。9月29日に開催された同会議では、同社の横山勉 執行役員がGHG排出ゼロを目指す国際海運の取り組みや、同社が開発を進めるアンモニア燃料船について発信した。

「燃料アンモニア国際会議」は、経済産業省とクリーン燃料アンモニア協会(CFAA)が主催する国際会議。地球温暖化対策に有効な燃料アンモニアの安定的で柔軟性のある市場とサプライチェーン構築に向け、国際的な官民連携基盤を強化することを目的としている。2022年に続く3回目の会議には、合計20以上の各国政府・国際機関・研究調査機関・民間企業などが参加した。

<講演を行う横山執行役員>
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講演タイトルは「海運産業のゼロエミッション化に向けたクリーンアンモニア燃料の活用について」。23年7月に国際海事機関(IMO)の海洋環境保護委員会(MEPC)で策定された「2050年頃までにGHG排出ゼロ」などの目標や、アンモニア・水素・メタノール・バッテリーなど、船舶のゼロエミッション化に向けた選択肢におけるアンモニアの優位などについて講演した。

日本郵船は、洋上風力発電関連事業などのグリーンビジネスを通じた、低・脱炭素に向けた新しい価値創造の取り組みを対象としたESGブランド「NYK GREEN EARTH」を展開しており、今回の取り組みもその一環となる。

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