大和ハウス工業は10月4日、福島県伊達市でマルチテナント型物流施設「DPL福島伊達」を同日に着工したと発表した。
＜完成イメージ＞
＜位置図＞
「DPL福島伊達」は、伊達市が2023年1月に整備を完了させた「伊達市新工業団地（保原工業団地）」内に位置し、東北中央自動車道「伊達中央スマートIC」まで1kmの場所に開発する。
東北自動車道「福島JCT」まで15km、「村田JCT」まで52km、「郡山JCT」まで56kmと、東北自動車道や山形自動車道、磐越自動車道へもアクセスしやすく、東北地方全域への配送拠点としても優れた立地にある。
また、阿武隈急行線「保原駅」まで徒歩10分（800m）の場所に位置するとともに、従業員専用駐車場を約100台分設置するなど、テナント企業の従業員による通勤など就労環境も整える。
建屋は平屋建て延床面積1万6987m2で、2テナントが入居可能。平屋建てのため上下階間の移動がなく、荷物の搬出入を迅速に行うことができる。トラックバース（42台分）は屋内に設け、雪や雨などの天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしをできるようにする。
テナントは、伊達市新工業団地をはじめ、福島県内の工業団地内の製造業者や小売業者、東北全域への配送を手掛ける事業者などの入居を想定している。
■「DPL福島伊達」概要
所在地：福島県伊達市保原町字桑田1-3
交通：東北中央自動車道「伊達中央IC」1km
阿武隈急行線「保原駅」800m、 JR東北本線「福島駅」6.7km
敷地面積：3万521.74m2
延床面積：1万6986.66m2
賃貸面積：1万6808.45m2
入居テナント数：最大2テナント
構造・階数：鉄骨造・平屋建て
建物用途：マルチテナント型物流施設
着工：2023年10月4日
竣工：2024年10月31日（予定）
入居開始日：2024年11月1日（予定）
