小田急不動産は10月5日、同社4弾目の物流施設として福岡県糟屋郡志免町で開発してきた「小田急不動産ロジスティクスセンター福岡志免」を9月30日に竣工したと発表した。
＜小田急不動産ロジスティクスセンター福岡志免＞
＜位置図＞
同施設は、九州自動車道「福岡IC」と「大宰府IC」の中間に位置し、福岡都市高速を利用して福岡市内へ短時間でアクセスできる。福岡空港にも至近で、航空貨物の配送拠点としても需要を見込んでいる。
＜倉庫＞
建屋は最大2社が入居でき、汎用性の高い設計によって事業ステージに応じた幅広い拠点ニーズに対応可能な空間とした。大型トラックと普通自動車用の出入口は完全に分離し、安全で効率的な動線を確保している。
また、同施設では環境にも配慮しており、外壁材にサンドイッチパネルを採用したほか、LED照明と事務所部分に高効率空調機器を設置したことで、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン」に基づく第三者認証制度BELS（建築物省エネルギー性能表示制度）で最高ランクの5つ星を獲得している。
■物件概要
所在地：福岡県糟屋郡志免町田富2-391（地番）
交通：福岡都市高速「西月隈出入口」4.1km
九州自動車道「福岡IC」9.0km、「大宰府IC」9.4km
福岡空港5.4km
用途：倉庫業を営む倉庫
規模・構造：鉄骨造3階建
敷地面積：6209.29m2
延床面積：1万1366.05m2
耐床荷重：1.5トン／m2
柱スパン：10.5m×11.0m（柱芯）
梁下有効天井高：4.1m～5.6m
トラックバース：10台
トラック待機場：2台
駐車場：普通乗用車26台分
搬送設備：垂直搬送機2基、荷物用エレベーター2基
設計・施工：松尾建設
建物監修：さくらマネジメント
