シーアールイーは11月1日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産マーケットレポート(β版)Ver. 202309」を発行した。
それによると、大型倉庫の空室率は首都圏が7.85%(前四半期比0.70ポイント増)、関西圏が3.06%(0.54ポイント増)、九州が5.71%(4.21ポイント増)、中部が12.81%(9.87ポイント増)となった。
首都圏では、需要は旺盛だが、満床までの期間が長期化していることによって空室率が上昇した。
九州と中部では、需要が増加しているものの、それを上回る大量の新規供給によって空室率が上昇している。
同レポートは、賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に、首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめたもの。また、約1300物件、約47万坪(2023年7月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社のデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。
シーアールイーは、同レポートを今後も四半期ごと(1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)の市場動向をまとめ、発行していく予定。
■「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β 版)」の詳細版は以下のURLから
https://www.logi-square.com/column/detail/231101
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