澁澤倉庫は11月7日、栃木県芳賀工業団地内にある栃木営業所の敷地内に危険品倉庫2棟を新たに建設すると発表した。
長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジョン」に掲げる、物流事業の競争力強化とサービス領域の拡大に向けて、近年増加している危険品の保管需要に応えるため、神戸港新港地区における2棟(総延床面積:1475.67m2)および大阪府茨木市における1棟(延床面積:795.30m2)に続く、3件目の危険品倉庫建設計画。
新設倉庫2棟のうち1棟は、危険品倉庫では希少となる定温倉庫とし、温度管理が必要な危険物商品の取り扱いが可能。また、倉庫内には全自動ラックを導入し、保管効率の向上と共に、作業の効率化・省人化を実現し、労働力不足の中にあっても稼働できる、サステナブルな倉庫となる。
■概要
所在地:栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台5-1
敷地面積:6651.00m2 (2011.93坪)
延床面積:A棟 997.50m2 (301.74坪)/B棟 997.50m2(301.74坪)
構造:鉄骨造/耐火建築物
着工:2024年2月/竣工:2024年9月(予定)