ANAホールディングス（HD）、宮交ホールディングス（HD）、ヤマト運輸、沖縄ヤマト運輸は11月7日、遠隔地の特産品を鮮度を保ったままスピード輸送し、流通構築を目指す取り組みとして、北海道と沖縄県の特産品を宮崎県内で販売することを発表した。
生産数などが理由で地産地消が中心となっている特産品を、各社のネットワークを活用し、遠隔地へ流通するというスキームで、4社が2022年9月から取り組んでいる。
＜取り組みイメージ＞
第3弾となる今回は、北海道と沖縄県の特産品を宮崎県に輸送し、宮崎市内で開催されるイベント「宮崎駅前 あみーろーど横広場」で販売する。販売期間は11月18日から2日間。
＜イベントで販売＞
フードロスや後継者不足などの課題解決に取り組む事業者の商品を選定することで、持続可能な社会の実現を目指す狙いもある。今回の主な取扱い書品は、規格外の北海道産リンゴをふんだんに使用したジュースや、沖縄の特産品であるシークヮーサーを皮ごと絞ったジュースなど。
4社は今後も各社が持つリソースの活用による地方創生・地域活性化の取り組みを推進し、地域間の物流ネットワーク構築や商圏拡大によるビジネス創出に貢献するとしている。
