ナビタイムジャパンは11月7日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で、ユーザーが口コミ情報とともに休憩地点を投稿しあえる「休憩地点マップ」の機能を同日から提供開始したと発表した。
「休憩地点マップ」では、SA・PA、トラックステーション、道の駅、コンビニ、食事・軽食の5カテゴリーの施設がアイコンで地図上に表示されており、詳細情報では、各施設の設備や駐車台数などの情報に加え、ユーザーの口コミ情報を見ることができる。
口コミ情報には、その施設をおすすめする理由とともに、投稿者がトラックカーナビに登録している車両サイズも併せて掲載されるため、検索しているユーザーの運転している車両が停められるかどうかも知ることができる。
同機能は、厚生労働省が提示する「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」で定められている「4時間の運転ごとに30分以上の休憩の確保」や、2024年4月から適用される働き方改革関連法による時間外労働の上限規制、2022年12月に改正された改善基準告示の「運転の中断時には、原則として休憩を与える」の適用を踏まえ、休憩場所を素早く探せることがトラックドライバーの限られた労働時間の中で不要な時間コストを削減するために重要だとして開発したもの。
同機能を提供するトラックカーナビは、高精度な到着予想時刻表示、車高・車幅・車長・大型車規制などと車両別に走行実績が多い道路を考慮したルート検索、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索など、トラックドライバー向けに特化したカーナビアプリ。
ナビタイム/駐・停車禁止場所を地図上に表示、「配達NAVITIME」提供