日本郵船グループは11月8日、Stolt Tankers B.V.（ストルト・タンカーズ） およびENEOSオーシャンと共同で2023年10月からアジア・大洋州域内におけるケミカル船プール事業を開始した。
この事業は同社グループとストルト・タンカーズの合弁会社が保有するケミカル船11隻に、ENEOSオーシャンが保有する2隻を加えた計13隻体制でスタートする。
投入される船舶は多様なケミカル製品の輸送に対応できるステンレス製のタンクを有し、荷主の輸送ニーズに柔軟に対応可能。同社グループは、需要が堅調なケミカル市場においてストルト・タンカーズ、ENEOS オーシャンとこの事業を通じ、競争力のある船隊で、高品質な輸送サービスの提供を目指す。
