日本トランスシティが11月9日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高621億8300万円(前年同期比3.5%減)、営業利益32億1200万円(21.5%減)、経常利益38億6800万円(29.3%減)、親会社に帰属する当期純利益26億1700万円(29.9%減)となった。
総合物流事業において、倉庫業では、取扱いが全般的には低調に推移したものの自動車部品関連商材の回復により、入出庫にかかる取扱量が増加し、期中平均保管残高は前年同期に比べ増加した。港湾運送業では、四日市港における輸出入コンテナおよび完成自動車の取扱量は輸出・国内ともに増加したが、石炭・オイルコークスおよび原料関係の取扱量は前年同期に比べ減少した。
陸上運送業では、主力のトラック輸送は減少したものの、バルクコンテナ輸送および鉄道輸送の取扱量は前年同期に比べ増加した。国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は増加したが、航空輸送の取扱量は前年同期に比べ減少し、海外現地法人における取扱量も減少した。こうした状況により、総合物流事業全体の売上高は、前年同期比4.1%減の611億9500万円となった。
通期は、売上高1200億円(10.5%減)、営業利益55億円(24.1%減)、経常利益65億円(27.8%減)、親会社に帰属する当期純利益45億円(26.9%減)を見込んでいる。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高0.8%減、営業利益21.1%減