積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは11月20日、「物流の2024年問題」の対応策の一つとして、物流環境の改善と輸送力の確保を図るため、来年1月から取り組みを開始すると発表した。
具体的には、オーダー締め切り時間の前倒しによるトラック手配の改善と、流通倉庫入れオーダーの車上渡し・ラック納入の推進、さらに荷降ろし作業の有償化および現場直送オーダーの有償化の3つに取り組む。
対象となる商品は、管材、建築、プラント、建材 (一部対象外製品あり)。
環境・ライフラインカンパニーでは物流変革プロジェクトを設置し、これまで施策の検討を重ねてきた。物流の将来に向けて、大きな負荷がかかる状況の改善に今後も取り組んでいくとしている。