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鈴与/デザイン制作で障がい者の社会参画を支援する

2023年11月27日/3PL・物流企業

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鈴与は11月27日、鈴与興産とともに、障がい者の社会参画を支援する「チャレンジド デザイン ウォール」に鈴与グループとして初めて協力し、11月24日、その完成披露を行ったと発表した。

<プロデザイナーとの共創により完成したデザインの前で>
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<静岡市葵区紺屋町にあるビルのウィンドウ部分>
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鈴与がデザイン制作の支援を行い、鈴与興産はデザインの掲出場所として、同社が所有する静岡市葵区紺屋町にあるビルのウィンドウ部分を提供している。

「チャレンジド」は障がい者を表す言葉で、「チャレンジド デザイン ウォール」は、障がい者とプロのデザイナーが協働して取り組む壁面デザインプロジェクト。今回のデザインは、鈴与グループが運営する障がい者支援団体である社会福祉法人玉柏会の利用者が描いたアート作品を使用して、「静岡の美しく豊かな自然環境・温暖な気候と、安心感がある温かい社会を共に生きる」というテーマに基づいてプロのデザイナーが再構成したもの。

玉柏会の利用者が描いた作品と、プロが描いた静岡らしさを表す富士山や海、みかんなどが見事に調和し、街を明るく彩るデザインとなっている。

お披露目には、掲出場所となるビルがある静岡紺屋町名店街の服部 功理事長、鈴与の齋藤 茂宏取締役、鈴与興産の野村 武男取締役兼不動産事業本部長、玉柏会の吉川 雅彦理事長が出席。

また、アート作品を描いた玉柏会の利用者2名も現地を訪れ、完成したデザインの中から自分が描いた作品を見つけ出して喜ぶ様子がうかがえた。

障がいのある人が生き生きと輝いて活動している姿を想像しながら、このデザインを多くの人が鑑賞してもらえることを願っている。

鈴与では経営の拠り所である「共生(ともいき)」の精神のもと、障がい者自身が持つ力や可能性を多くの人にもっと身近に感じてもらうような活動を今後も支援していくとしている。

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