食品・日用品配送のダイセーセントレックスは12月1日、愛知県内の小学校3年生を対象に、地域の警察署と共同で、「トラック交通安全教室」を初めて開催したと発表した。
開催日は11月29日、弥富市立白鳥小学校3年の児童41名が参加した。校庭に停めた大型トラックを使ってトラックの死角と内輪差についての説明が行われた後、トラックの試乗体験を行った。
この取組みの目的は、子どもたちが交通安全の重要性を理解し、道路周辺での安全な行動を身につけること。参加した子どもたちは「トラックの周りでは遊ばない」「交差点では少し後ろに下がって待つ」「急に飛び出さない」という3つのルールを守ることを約束した。
死角や内輪差の説明は、トラックの周囲にビニールテープやコーンを設置して行った。2つのデモンストレーションを通じて、子どもたちは「トラックから見えない位置がある」「トラックの近くにいると巻き込まれる危険がある」ことを学んだ。
試乗体験では、参加した児童全員が運転席か助手席に座り、トラック内からの景色を体験した。ダイセーセントレックスは、今後も機会があれば積極的に同様の交通安全教室を開催していく考えで、交通事故撲滅を目指し、安心・安全な社会づくりに一層努めていくとしている。