LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





成田国際空港/脱炭素化推進計画を策定、国交相認定

2023年12月04日/物流施設

成田国際空港は12月4日、空港管理者として、12月1日、国土交通大臣から成田国際空港脱炭素化推進計画の認定を受けたと発表した。

<認定の様子>
20231204narita - 成田国際空港/脱炭素化推進計画を策定、国交相認定

計画の目標は、2030年度が成田空港の施設と車両から排出されるCO2を2015年度の排出量の50%にする。2050年度は成田空港の施設と車両から排出されるCO2をカーボンニュートラル化する。

取り組みの概要は、「空港施設に係る取組(空港建築施設の省エネ化、航空灯火・エプロン照明灯のLED化)」、「空港車両に係る取組(空港車両のEV・FCV化等)」、「再エネの導入促進に係る取組(太陽光発電の導入、蓄電池・水素の利活用)」、「航空機に係る取組(駐機中の航空機、地上走行中の航空機、SAFの導入促進等)」、「横断的な取組(エネルギーマネジメント、地域連携・レジリエンス強化)」、「その他(空港アクセスのCO2削減等、吸収源対策、工事・維持管理におけるCO2排出の抑制、意識醸成・啓発活動、二酸化炭素回収・有効利用、カーボンクレジットの創出)」となっている。

成田空港では、2022年12月に国土交通省が策定した「航空脱炭素化推進基本方針」を受け、サステナブルNRT推進協議会にて空港脱炭素化推進計画の内容を議論してきた。

計画に基づき、成田空港における脱炭素化の動きを更に加速していくとしている。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース