シマントは12月7日、配車計画自動作成システム「Bridge(ブリッジ)」で、トランコムが配車業務の効率化を実現したと発表した。
同システムは、BtoB物流の効率化を目指し、シマントがトランコムと共同開発したもの。配車係の熟練の技を組み込んだエンジンが配車計画を策定するため、配車係は当日の現場の変化に合わせた配車計画を確認し、細かな修正に集中することができるようになる。
シマントでは、同システムをトランコムと1年間運用した結果、トラック配車係の人数を40人から20人に半減、また配車計画作成時間の年間6000時間削減を実現した。
両社は、1年間の運用を通して同システムへの手応えを共有できたことから、今後も運用を継続し、機能改善に取り組むとしている。