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センコーGHD/保育・学童事業のSERIOホールディングスにTOB

2023年12月13日/SCM・経営

センコーグループホールディングス(センコーGHD)は12月13日、SERIOホールディングスに対して実施していた第一回株式公開買付けを同月12日付で終了したと発表した。

SERIOホールディングスは、中核子会社のセリオなどを傘下に収める持株会社。同社グループでは、
育児や家事に従事する女性向けの就労支援のほか、2023年8月時点で全国215の学童保育施設・保育園を運営し、2万人の子どもが施設を利用している。

センコーGHDは、2022年度~2026年度を期間とする中期経営計画で、2026年度の売上高1兆円、営業利益450億円の達成を目指し、既存事業の拡大と深化、成長事業の創出と育成、ESG+H(健康)経営への取り組み、グループ経営の高度化、働きがいと個人の成長の実現の5つの重点課題に対する取り組みを進めている。

保育事業、生活支援・家事代行サービス事業、クリーニング事業、総合卸売及び小売店事業、フィットネス事業、介護事業、外食事業等を営むライフサポート事業では、2020年8月に保育事業と学童事業を営むプロケアの発行済株式の全てを取得してグループ傘下に加え、他社との連携を含めて両事業のさらなる成長拡大を目指している。

SERIOホールディングスに対するTOBは、この成長拡大に対する取り組みとして実施するもので、2回の公開買付けにより同社の全株式を取得し、完全子会社化を目指すもの。第二回公開買付けの期間は、12月21日~2024年2月7日までを予定している。

■SERIOホールディングス概要
所在地:大阪市北区堂島1-5-17
事業内容:保育事業、放課後事業、就労支援事業
資本金:6億9300万円
設立:2016年6月1日

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