NX総合研究所は12月14日、作業時間の計測・集計・分析ができるスマートフォンとタブレットを使ったサービス「ろじたん」と、仕事時間を計測するサービス「じょぶたん」に、5つの新機能を追加、提供を開始した。
5つの新機能のうち、「管理番号機能」では、製造番号、ロット番号、バッチ番号、指示書番号などの “ 管理する番号 ” を、作業に紐づけて計測することができる。
「IP アドレス認証」は、ろじたん Web(管理者画面)にアクセスできるIPアドレスを指定すると、それ以外のアクセスを制限できる。
「二段階認証」は、この機能を有効にすると、登録メールアドレスへ認証コードを送付、コード入力でログインできるようになる。
「ダッシュボード作業時間分析」では、施設別円グラフを追加。「ダッシュボード作業状況」では、CSVダウンロードを追加した。
なお、管理番号機能とは、ろじたんでは、「管理番号」を『製品番号、ロット番号、バッチ番号、作業指示書番号など、作業に付随する何かしらを識別する番号』としている。この機能を使うことによって、計測した作業に「管理番号」を紐づけることができる。この管理番号を基準として計測データを照会したり、抽出して集計したりできる(例:製造作業の計測データから、特定の製品番号だけの作業時間を抽出する)。
このサービスを利用してもらう中で、物流現場であれば「ピッキングリストごとの作業時間を知りたい」、工場では「特定製品の作業指示書に対してどれぐらいの時間がかかっているのかを知りたい」という要望があった。
これまで、「メモ欄」に手入力で記録する事はできたが、この度、ピッキングリストや作業指示書に印刷されたバーコードや QR コードを、スマホあるいはタブレットの端末のカメラで読み取ることができる「管理番号機能」を追加し、作業者が簡単にスキャンし記録できるようになった。
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