ロジスティードは12月14日、安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」の機能のうち、ドライバーの事故リスクを予測するシステムについて、特許を取得したと発表した。
同社は、2016年から「管理者への事故リスク通知」ロジックの検討を開始し、「SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)」として事業化を推進してきた。
今回取得した特許は、SSCV-Safetyの「予測する」「見守る」「振り返る」という3つの特長のうち、「予測する」に関するもの。「ドライバーのヒヤリハット発生履歴と、日々の細かな体調測定結果をもとに、ドライバー個人ごとに差異や特徴が反映されるアルゴリズム」を採用しているのが特長だ。
これにより、管理者はドライバーに対し、当日の体調測定結果(点呼結果)を踏まえて、その日の危険レベルに合わせた適切な注意喚起ができるようになる。
同社グループは、SSCV-Safety 導入後、ヒヤリハット発生率 94%減少という高い効果をあげ、事故削減につなげている。
ロジスティード/SSCV-Safetyが国交省の過労運転防止機器に認定