郵船ロジスティクスの米国法人 Yusen Logistics(YLUS)は12月25日、Pickle Robotと戦略的パートナーシップ契約を締結し、同社が提供する荷下ろし作業自動化システム「Pickle Unload Systems」を導入したと発表した。これにより、トランスロードサービスにおける倉庫オペレーションの効率化と作業安全性の向上を目指す。
Pickle Robotは2018年に設立され、生成AIや最先端のロボット工学を活用して、トレーラーや海上コンテナの荷下ろし作業自動化など、倉庫オペレーションにおける自動化システムの開発、製造、販売を行っている。
倉庫作業員の手で行っている荷下ろし作業を、同社が提供する荷下ろし作業自動化システムが担うことで、安定的で効率的な作業を実現する。
YLUSは、カリフォルニア州ロングビーチでのトランスロードサービスにおいて、Pickle Robotの荷下ろし作業自動化システムを導入し、9月から運用を開始している。これにより、海上コンテナなどから荷下ろしする際の作業の安全性が向上し、従業員がより専門性の高い業務に従事できるようになったという。
郵船ロジスティクスは、顧客と共に持続可能な成長を生み出す戦略的パートナーとして、またESG経営を成長戦略に掲げるNYKグループの中核企業として、今後も持続可能な長期的視点に基づいた取り組みを推進していく考えだ。
郵船ロジスティクス/大塚製薬とSAF利用の輸送サービス利用契約締結