国土交通省は1月9日、物流施設の災害対応能力の強化等を図るための「物流拠点機能強化支援事業」（補助事業）について、令和5年度当初予算分の採択を決定し、それに引き続き、追加公募を開始すると発表した。
災害時や電力不足時においても、物流拠点において電源機能を維持し、迅速かつ円滑な物資輸送体制を確保することが必要である一方、非常用電源設備は、導入費用の高さ等を考慮すると、自助努力で導入することは企業にとって大きな負担となっている。そのため、災害対応能力の強化を図るため、非常用電源設備の導入支援を行い、物流拠点において電源機能を維持し、迅速かつ円滑な物資輸送体制を確保していくことを事業概要としている。
令和5年度当初予算の採択実績は、事業者名が東日本倉庫、補助対象施設名が須賀川5号倉庫。
なお、第１次公募に引き続き、追加公募を実施する。申請の際には、国土交通省Webサイトに掲載されている交付要綱、実施要領等をご覧頂き、 申請様式に必要事項をご記入の上必要書類を添えて地域を管轄する地方運輸局等へ提出。
応募期間は2024年１月9日～2月14日17時まで（必着）
■国交省Webサイト
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk2_000021.html
