物流ソリューションを提供するハイロボティクスジャパン（HRJ）と、「ロジスティクス」×「IT」をベースとするダイアログは1月1日付で、物流システムの共同開発に関するパートナーシップ契約を締結した。
＜左：ハイロボティクスジャパン 新井守代表取締役、右：ダイアログ 方志嘉孝代表取締役＞
このパートナーシップ締結はHRJが展開する、物流ロボットACR（Autonomous Case-handling Robot、自動ケースハンドリングロボット）を中心とした、物流ソリューションと連携する、ソフトウェアの新規共同開発を目的としている。
HRJは物流ソリューションを日本市場で展開しており、その導入は加速している。2023年12月末現在、150台以上のロボットが稼働し、2024年はさらに約200台以上のロボットが稼働予定となっており、安定した成長を実現している。
HRJは顧客目線での満足度向上のため、ハードウェアとソフトウェアの両軸でブラッシュアップに取り組んでいる。ダイアログ社とのソフトウェア共同開発により、日本のユーザーに最適化されたソフトウェアの提供を実現することで、日本市場でのシェア拡大を目指している。
今回パートナー契約を締結したダイアログ社は、ソフトウェア開発を中心に、倉庫管理や在庫管理などの物流支援業務サービスを展開している。HRJと物流ノウハウを共有することで、日本の物流に最適化したソフトウェアの開発が実現する。
