ロボティクスとITを基盤に物流ソリューションを提供するダイアログは12月9日、WMS事業の拡大などを目的に計6億8000万円の資金調達を完了したと発表した。
＜パーソルクロステクノロジー、ダイアログ、BIPROGY＞
パーソルクロステクノロジーとBIPROGYを引受先とした第三者割当増資によるシリーズAラウンドで5億5000万円を調達。また金融機関4行から総額1億3000万円の融資を受けた。
資金調達の目的は、WMS事業の拡大や物流関連の新サービスのリリース加速化。具体的には、WMSについて、先端技術の導入による新機能の追加と、既存機能の最適化を図り在庫管理システムの枠を超えたサービス提供を目指す。
物流プロセスの周辺領域における新たなサービス提供で、ワンストップソリューションの充実も目指す。人材採用と育成、認知度とブランドの価値向上を図り、市場拡大につなげたいという。
出資したパーソルクロステクノロジーは、ダイアログとの提携によるシナジーとして、特に人材交流やノウハウの共有によるプロジェクト生産性の向上、ハードウェア連携開発による新たな価値創造に注力する。
またBIPROGYは、ダイアログと専門領域を掛け合わせることで物流周辺サービスを強化し、競争優位性の確立を目指す。
【PR】BIPROGY／物流現場でのAI活用セミナー、11月27日開催
