日本GLPは1月30日、同社が開発・運営する「GLP ALFALINK流山」が「第8回流山市景観賞」の街並み部門において「景観賞」を受賞したと発表した。物流施設として「流山市景観賞」を受賞するのは今回が初めてとなる。
流山市景観賞は、同市内の良好な景観の形成に寄与していると認められる建築物や街並みなどを表彰する制度で、2012年から開催されている。
建築部や工作物、街並みなど5つの部門ごとに受賞作品が選出され、「GLP ALFALINK流山」は街並み部門での受賞となった。
同施設は、2023年6月までに全8棟が竣工した、総延床面積約93万m2の次世代型物流施設。豊かな自然との共存を目指したグリーンチェーン構想の活用や、行政、市民、事業者の共創による景観づくりを目指した設備、地域に親しまれてきた新川耕地において自然と物流施設が融合した新たな街並みを創出した点が評価された。
なお、流山市と日本GLPは、2021年11月に「地域活性化に関する包括連携協定」を締結し、生涯学習の提供やスポーツや産業振興などの10項目について連携・協力をおこなうことを定めている。
1月29日に開催された表彰式では、審査員から「景観計画重点区域の在り方を市としても考えた、思い出深い案件」「施設を建てることによって失われたものを補完している」などのコメントが寄せられた。
日本GLP/約900人参加、GLP ALFALINK 茨木 街びらきイベント開催