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東京建物/「T-LOGI」ブランドコンセプト更新、4つの約束

2024年01月31日/物流施設

東京建物は1月31日、物流施設「T-LOGI」シリーズのブランドコンセプトをリニューアルしたと発表した。

<新コンセプト「とどける人の力になる。」>
20240131tlogi - 東京建物/「T-LOGI」ブランドコンセプト更新、4つの約束

2020年6月に竣工した「T-LOGI 久喜」を皮切りに、2024年1月現在、計12物件が竣工し、他複数プロジェクトの開発を推進中。事業拡大を進める中、真にテナントや荷主に必要とされている物流拠点とは、「使いやすさ、働きやすさを追求した、顧客のビジネスを支える空間」であると考え、今回、「とどける人の力になる。」を同社のありたい姿として発信することとしたもの。今後、顧客のビジネスをより一層支えることのできる T-LOGIの開発を進めていく、としている。

「とどける人の力になる。」ために、T-LOGIは顧客と「4つの約束」を交わすとしている。

まず、「1.対話を重ねます。」ということで、使いやすく効率的な運営を行える施設を提供すべく、顧客がスムーズに入居後工事やオペレーションに入れるよう、東京建物の担当者が初期段階から意向を伺い、本体工事にて必要な内容をきめ細かく対応しベストな施設を作り上げる。また、その結果、施設を借りてもらった顧客に最高の収益をもたらすことをT-LOGIの最大の目標としている。

「2.利便性の高い立地を厳選します。」では、T-LOGIは、多くの顧客が施設を必要としている幹線道路至近や物流集積地での開発を原則とする。土地取得の時点から、近くのICや幹線道路からの距離だけでなく、大型車によるアクセスと道路状況を細やかに確認するとともに、従業員の雇用にも配慮した立地を選定。東京建物のグループ力を生かし、親密先企業や有力仲介ルートなどから優良な用地を安定的に取得している。

「3.最適な施設をご提供します。」では、小規模区画を希望する顧客が多い立地ではランプ型施設にて小割対応を実現するほか、荷物の搬出入が多く見込まれる立地では両面バースにするなど、各物件の特性を最大限生かして、最適な施設を提案・提供する。また入居する企業だけでなく、就業する従業員が快適に継続して働けるよう、快適なラウンジ、ワンランク上のトイレ等、共用部の充実にも力を入れている。

「4.次世代の環境を見据えます。」では、物流施設の提供者として、地球・社会に貢献できる取り組みを、業界トップクラスで実現することを目指す。T-LOGIシリーズでは、原則すべての物件でZEBを取得している。省エネ機器を積極採用しているほか、施設特性を生かし、屋根に設置した太陽光パネルによる創エネを行っている。また、業界で初めて電力の自己託送スキームを構築、物流施設の太陽光パネルで創った電気のうち、施設で使いきれなかった分を他施設に送電することで、余った電気を無駄にせずに利用している。

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