NXホールディングス（HD）は2月20日、九州電力のグループ会社であるサーキュラーパーク九州（CPQ）と、鹿児島県内にある川内発電所跡地において物流事業検討を進めるため、パートナーシップ協定を締結したと発表した。
CPQは、川内発電所跡地を資源循環の拠点とする「サーキュラーパーク九州」構想の実現に向けて、2023年7月に九州電力とナカダイホールディングスの共同出資により設立された。
主な協定内容は、2024年4月開始予定のリソーシング事業（企業や地域の廃棄物の再資源化）や、今後順次実施予定のソリューション事業（産官学のネットワークを活用した共同研究や実証実験、コンサルティング等）など。これらを通じて、サーキュラーエコノミーと脱炭素化を推進し、持続可能な社会の構築に貢献する。
両社は今後、パートナーシップ協定に基づき、川内発電所跡地における物流事業の事業性の確認や、サーキュラーパーク九州が同エリアで進める「資源循環の社会実装」の実現につながる循環型の物流事業の検討等を進めていく。
■サーキュラーパーク九州概要
所在地：鹿児島県薩摩川内市港町 6110－1
設立日：2023年7月26日
資本金：1億円
事業内容：一般廃棄物・産業廃棄物の収集、運搬・処理及びこれらに関するコンサルティングなど
