福山通運と小丸交通財団は3月15日、ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学において同大学、福山市立大学と産学連携に関する意向書を締結したと発表した。
これにより、ベトナム国内での日本語作文スピーチコンテストをはじめ、同社へのインターンシップや日本語教育などの産学連携を促進し、互恵的な関係を発展を図る。併せて、語学教育をはじめ日本とベトナムの文化交流を推進し、両国間の友好関係強化に貢献していく考えだ。
<左から、小丸理事長、ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学 レー・ホアン・ズン 副学長、福山市立大学 佐藤利行 学長>
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的に2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心に交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。
また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。