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DAL/センコー情報システム大阪DCの大規模クラウド移行を支援

2024年03月18日/IT・機器

データ・アプリケーション(DAL)は3月18日、センコー情報システムが、大阪データセンター(大阪DC)のIT基盤の打規模なクラウド移行に、エンタープライズ・データ連携基盤ACMS Apexを採用したと発表した。

センコー情報システムは、1977年にセンコーのコンピュータ部門として誕生し、その後独立。物流、商事、ライフサポート、農業、ビジネスサポートといった幅広い事業をITの側面から支えてきた。

2018年、EDIシステムや基幹システムなどのIT基盤を集中配置した大阪DCの老朽化を機に、より一層の冗長化を高めるため2019年から4年間をかけて順次IT基盤のクラウド(AWS)移行が進められた。

このデータ連携基盤には約300社が1800フォーマットで接続されるが、これらの顧客企業と歩調を合わせつつ、同時並行でNTT東西のINSネット(ディジタル通信モード)サービス終了に伴う回線切り替えも行うという大規模なクラウド移行となった。

<ACMS Apexで“止まらない物流”止まらない”データ連携基盤を実現>
0318senkojyouyou - DAL/センコー情報システム大阪DCの大規模クラウド移行を支援

今回の移行では、可用性を担保するため5台のサーバに分散し、1台がトラブルでダウンしても他のサーバが補う冗長構成をACMS Apexで実現。ACMS Apexの機能により1台のサーバのように運用が行え、さらに分散されたサーバは、通信プロトコルなしにシームレスな連携が可能となる。

また、通信サーバとアプリケーションサーバを冗長化しているため、一方に障害が発生すれば他方への切り替えができ、各サーバをAWSのアベイラビリティゾーンを分けて配置したことで、より盤石で止まらないデータ連携基盤となった。

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