フィジカルインターネットセンター（JPIC）は3月18日、国土交通省より受託していた「物流分野におけるソフトの標準化調査事業」の成果物の1つ、「物流情報標準ガイドライン利用手引」が完成したと発表した。
＜物流情報標準ガイドライン利用手引＞
物流情報標準ガイドラインは、内閣府の戦略的イノベーションプログラム（SIP）「スマート物流サービス」で策定・公表されたもの。手引は、その目的や意義、内容や事例を分かりやすく解説した内容。情報の標準化に焦点を当て、ガイドラインに準拠するための手順等が紹介されている。
具体的には、物流プロセス（共同運送、バース予約を行う際の流れやルール）、物流メッセージ（運送計画や集荷など物流プロセスで用いる情報等）のルール、物流共有マスタ（物流メッセージ標準を採用する各業界システムがマスタ整備をする際の指針）の3つについて、標準を定義。導入方法や準拠した事例等も掲載している。
対象読者は、すべての物流関係者のほか、物流効率化や設備投資などを社内で推進していくため、経営者層も対象となっている。
■物流情報標準ガイドライン利用手引
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