大阪市は3月19日、大阪港夢洲コンテナターミナルで同月29日から国土交通省の港湾情報システム「CONPAS(コンパス)」の運用を開始すると発表した。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図り、コンテナ物流を効率化することを目的としたシステム。
大阪市は、近畿地方整備局や阪神国際港湾等と、CONPASの大阪港への導入に向けて、これまで大阪港夢洲コンテナターミナルで試験運用を実施してきた。
このたび、同コンテナターミナルで、3月29日から「搬出入予約機能」、「搬出入情報の事前確認機能」、「PSカード活用機能」、「予約情報・車両接近情報の送信機能」等の機能を実装し、ゲート処理の効率化等に資する専用携帯端末を活用した阪神港でのCONPASの運用を開始する。
運用開始に先立ち、2月13日から阪神港でのCONPASの利用申請の受付を開始しており、3月25日からCONPAS操作画面からの実入りコンテナの搬出入予約が可能となる。
東京港/コンテナ搬出入の予約制事業実施 混雑解消と時間短縮へ