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アスコット/九州初の物流施設が小郡市に竣工、吉田海運ロジが入居

2024年03月26日/物流施設

アスコットは3月26日、SPC(特別目的会社)を通じて出資している「小郡(おごおり)ロジスティクスセンター」が2024年2月29日に竣工し、吉田海運ロジソリューションズが3月1日にテナントとして入居したと発表した。

同社は2021年に物流施設開発に新規参入し、その第3号案件となる。九州地方での物流施設開発は初めて。

<小郡ロジスティクスセンター外観>
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優先出資者はアスコットのほか、日本国土開発、ボルテックス。アセットマネジメント業務はシービーアールイー、ボルテックス投資顧問、プロパティマネジメント業務は シービーアールイーが受託している。

<位置図>
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物件は、九州北部を横断する大分自動車道「筑後小郡IC」まで約0.5km(車で約1分)と至近。高速道路のクロスポイントとなる「鳥栖JCT」まで約5.7km(高速道路で約6分)の好立地で、九州各県のICまで車で約3時間と、九州各県への配送が可能な交通の要衝に位置する。また、最寄りの甘木鉄道「今隈駅」徒歩約9分で人口30万人都市の久留米市からも通勤圏内であることから、スムーズな雇用確保が期待できる。

<トラックバース>
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<倉庫フロア>
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延床面積は1.9万m2で、2分割利用が可能な環境配慮型倉庫。幅8mの庇を設置し、全天候型のオペレーション対応が可能。貨物EV2基・垂直搬送機3基、区画ごとに専用の事務所・休憩施設を設置している。CASBEE Aランク取得。

■施設概要
所在地:福岡県小郡市山隈字向浦83-20
交通:甘木鉄道「今隈駅」約0.7km(徒歩約9分)
大分自動車道「筑後小郡IC」約0.5km(車で約1分)
「鳥栖JCT」約5.7km (高速道路で約6分)
「福岡IC」約32.6km (高速道路で約30分)
「博多駅」約32㎞(車で約34分)、「福岡空港」約31.1km(車で約30分)
「博多港(博多ふ頭第1ターミナル)」約36.5km(車で約35分)
敷地面積:1万2167.09m2(3680.54坪)※登記面積
延床面積:1万9106.61m2(5779.74坪)※登記面積
構造種別・階数:鉄骨造・地上3階建
天井高:梁下有効高5.5m
床荷重:1.5t/m2
床形式:高床式
バース:14台
貨物用EV:2基(W3000×D4000×H3000、積載荷重:3.5t)
垂直搬送機:3基(W3000×D4000×H3000、積載荷重:1.5t)
駐車場:普通乗用車57台
トラック待機場:4台
駐輪場:15台
竣工:2024年2月29日
設計・施工:大和ハウス工業

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