椿本チエインとKDDIの合弁子会社「Nexa Ware(ネクサウェア)」は、2024年4月1日から事業を開始したと発表した。
社名の”Nexa”は次世代、”Ware”は倉庫の意味で、「次世代型の物流倉庫自動化ソリューション」の提供により、「物流2024年問題」の課題解決に直結する物流倉庫DX事業を展開する。
Nexa Wareは、椿本チエインとKDDIの合弁会社として1月16日に設立。両社の技術力を結集し、ベンダーフリーの最適設計により、自動化システムの構築から通信、ネットワーク、データに基づいたコンサルティング、運用保守まで、ワンストップでの提供を目指している。
<開所式にて、左から、椿本チエイン 木村隆利社長、Nexa Ware 北村隆之社長、同 古茂田渉副社長、KDDI 桑原康明専務>
4月1日にはKDDI、椿本チエインの関係者らが出席し開所式を開催、事業を本格スタートした。「物流2024年問題」の課題解決には物流サプライチェーン全体での課題解決が不可欠となるが、Nexa Wareは2社の企業文化を融合し、両社の強みを掛け合わせたソリューションを提供することで、物流倉庫DXの事業分野で新しい価値提供を目指すとしている。
■会社概要
社名:Nexa Ware(ネクサウェア)
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 SPACES大手町ビル
事業内容
物流倉庫運営のための
1.機器・自動化システムの開発、販売およびコンサルティング
2.情報システムの開発およびコンサルティング
3.パッケージソフトウエアの開発および販売
4.情報ネットワートワークの構築およびコンサルティング
5.運用・保守サービス
会社設立日:2024年1月16日(2024年4月1日事業開始)
株主構成:椿本チエイン 51%、KDDI 49%
従業員数:25名
椿本チエイン/KDDIの合弁会社と物流倉庫業務効率化サービス提供