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椿本チエイン KDDI/合弁会社が2種類の物流DX化モデル提供開始

2025年02月20日/IT・機器

椿本チエインとKDDIが共同出資するNexa Ware(ネクサウェア)は2月20日、物流倉庫の自動化・効率化パッケージの提供を開始した。

<複数のAGVで自動搬送を行う様子>
20250220Nexa Ware01 710x473 - 椿本チエイン KDDI/合弁会社が2種類の物流DX化モデル提供開始

提供を開始した「Nexa Warehouse-Smart Pack」は、複数のマテハン機器・ロボットを組み合わせたもので、物流倉庫における設備導入の時間的・経済的負担を軽減し、迅速に自動化・効率化を推進する物流倉庫向けパッケージ製品の総称だ。

物流工程の特性に合わせて、マテハン機器やロボットを組み合わせてパッケージ化、標準仕様の「モデル」として設定し提供する。

<オーダー情報に紐づいたAGVに対し、オーダーされた商品を棚から取り出しAGVに投入するイメージ図>
20250220Nexa Ware02 710x473 - 椿本チエイン KDDI/合弁会社が2種類の物流DX化モデル提供開始

今回提供を始めたのは、「ピッキング」と「仕分け」の2モデル。汎用性の高いAGVを活用した「T-Carry system」をベースに構成されている。

業務ニーズに応じてオプションを追加でき、運用に合わせた柔軟な提案が可能だ。

「ピッキングモデル」では、AGVによりピッキングケースの搬送を自動化。タブレット端末からピッキング指示を行うことにより、作業をシンプル化し、作業者の負担を軽減する。

一方「アソートモデル」では、AGVにより次工程への商品供給を自動化することで、シームレスな仕分け作業を実現。多様な商品を、省スペースで効率的に仕分けることを可能にする。

椿本チエインとKDDI/物流倉庫DXを実現する合弁会社設立

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