丸全昭和運輸と商船三井ロジスティクスは4月2日、「丸全昭和運輸・商船三井ロジスティクス企業共同体（仮称）」として、2027年国際園芸博覧会協会より、2027年国際園芸博覧会における「推奨物流事業者」及び「場内貨物取扱指定事業者」に選ばれたと発表した。
2027年国際園芸博覧会は横浜の地で開催されるにあたり、国内外からの参加者の展示物や会場内で展示・使用・消費される貨物が多数搬入、搬出され、輸入・再輸出される事が見込まれている。同協会では、円滑な博覧会運営の為十分な設備能力や人員を有する運送事業者及び通関業者として、「推奨物流事業者」及び「場内貨物取扱指定事業者」を公募により選定する事としていた。
このうち「推奨物流事業者」は博覧会場までの貨物の輸送や通関手続き及び貨物取り扱いに関与する業者の選択の便宜を図る行為を行う。「場内貨物取扱指定事業者」は参加者からの委託を受けて博覧会場内の安全に配慮しての貨物の取扱い及び参加者への物流に関する支援等を一括して行う。
「推奨物流事業者」（「場内貨物取扱指定事業者」2者を含む）は８者、「場内貨物取扱指定事業者」は2者が選定された。
丸全昭和運輸及び商船三井ロジスティクスは、「国際的な園芸・造園の振
興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献」を開催趣旨とする2027年国際園芸博覧会を支える事により、博覧会が目指す「ＳＤＧｓの達成に貢献し、その先の社会も見据えた日本モデルの提示」～Society5.0 の展開～グリーンインフラの実装～花き園芸文化の振興等を通じた農業・農村の活性化～観光立国や地方創成の推進～に貢献していくとしている。
